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九大への編入について◆

◆編入のシステムについて
 九州大学への編入は他のほとんどの国立大学と同様に工学部への三年次編入がメインとなります。 要するに、高専を卒業後、大学3年生として編入学することになります。 また、特殊な例ではありますが高専から文学部や経済工学部に編入している人間もいますので、 他大学にありがちな「編入先は工学部のみとする」という縛りはないように見受けられます。 が、今後変わる可能性もありますし、大学側に電話なりメールなりで確認することをお勧めします。 編入後は簡単なガイダンスとこじんまりとした編入生用入学式が行われた後、 半ば放置される様な形で他の普通学生に混ぜられることになります。 学部学科によって単位認定等に若干の差がありますが、 基本的には2年次までの必要単位が全て取っているものとされ、 3年次以降の単位だけを取れば大丈夫、という形になっています。 もちろん、大学院にも進学可能です。 ただし、普通学生の内、条件を満たした者が受けられる大学院への飛び級試験は 条件を同様に満たしていたとしても受験資格は与えられません。

◆編入試験について
 九州大学に編入学するためにはもちろん、編入試験をパスしなければなりません。 編入試験は毎年夏に行われ、筆記と面接とかが課せられます。 筆記試験の内容は数学・英語・物理・化学の基礎科目と、各学科毎の専門科目類になります。 ただし、電気情報工学科等の一部学科では基礎科目の内、物理・化学が免除されます。 試験のレベルは各人の能力次第ではあり、一概に難しいとも簡単だとも言えませんが、 東大は基礎からきっちりと見る、だとか、京大は変問奇問が多い、だとかいった傾向で言えば、 九大は計算量をいかにこなせるか、という傾向があるように私個人は感じました。 また、旧帝大の中では比較的英語は簡単だと言い切れるレベルだと思います。 ここでは試験に関する記述はこの程度にしておきます。 編入試験に関する詳細は『九大編入志望の方々へ』のページを参照下さい。

◆編入生生活について
 九大に編入した人間がどんなキャンパスライフを送っているか気になる方も多いと思います。 九大に編入した人間は私を含めて、他の普通の学生とほとんど変わりない生活を送っています。 3年からであってもサークルに入ることに全く問題はありませんし、バイトも十分可能です。 編入試験をパスするだけの能力があれば、大学の講義についていけないということはほとんどないでしょう。 (講義についていけなくても過去問さえあれば・・・笑) 九大は他大学に比べて編入生に対する態度は寛容で、単位が少なくて死ぬ思いをする、といったようなことはありません。 キャンパスが伊都に移転したことによる生活への弊害はいくらかありますが、 これは他の学生も同様なので仕方がないところです。



テニスコートもちゃんとあります...

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