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体験記◆

'07年度編入学
◇受験した学部・学科
 工学部・電気情報工学科です。

◇どのように受験勉強を行ったか
 1月ぐらいから、数学・英語、3月あたりから物理、化学、電磁気学を勉強していました。

 数学は主に高専の数学1、2、3の問題集の1はC問題のみ、2、3はBとC問題をやりました。 それ以外の複素関数や確率は教科書を眺めただけです。英語は弱いので他の方の勉強方法を参考にしてください。

 専門科目は電気回路と電磁気を選択しました。電磁気はコロナ社の電気磁気学という本(2年のときの教科書) の演習問題をやりました。

電気回路は勉強していません。

もともと東北大学を受ける予定だったのですが願書の締切の日に願書を取り寄せようとして もう受験できないことに気づき急遽受験日が同じで受験を諦めていた九州大学を受けることになったので 情報収集もあまりできずに過去問も数学と英語のみでした。

◇試験・面接について
 英語はやはり帝大の中でも一番簡単なんじゃないでしょうか。あまりできませんでしたけど。

 数学は高専の問題集をやっていれば問題ないレベルだと思います。ただ、複素関数や確率を別の参考書で勉強する必要がありますが。

 電気回路は勉強してませんがレベル的に教科書の演習問題をやっていれば全然問題ないと思います。

 電磁気はどうやらポインティングベクトルが好きなようで、毎年出ているようです。僕は全く知りませんでした。

 そのほかの問題は教科書の例題レベルや演習問題レベルです。教科書の演習問題が解けるようになれば大丈夫でしょう。

 2日目に口頭試問とありますが、実質面接です。聞かれた内容は
  • 志望理由
  • 他に受けた大学
  • 卒研の研究テーマ
  • 院に行くか
  • (はいと答えたら)博士課程まで行くか
    次がちょっと口頭試問っぽい。研究テーマが半導体系だったので
  • 最近の日本の半導体産業についてどう思うか


◇現状について
今は入学してから約2ヶ月がたったところですが、特に勉強が忙しいということもなくサークル、 バイト(予定)で充実した生活を送っています。 実験は実験内容は簡単だけど考察がわりと難しい。

◇アドバイス等
 定員が6名以内とありますが毎年それよりも合格者は多く、倍率が3倍ぐらいになるようになっているので狭き門というわけではないようです。東北大学は合格者は多いが結局倍率は3倍ぐらい。

 他の人の勉強方法を聞くと僕の勉強方法がちょっと特殊なようなのであまり参考にならなかったかもしれませんが。

 数学の勉強には高専の数学の問題集がお薦めです。答えに解法がのってなく、答えのみしか書いてないからです。やってみれば理由がわかります  あとの英語以外の教科は九大ならば今まで使っていた教科書で十分です。新しく買った参考書よりも授業で使いなれた教科書の方が馴染やすく勉強の効率もいいと思います。まずは見慣れた教科書で勉強してみて何か不足を感じるようならば、問題集や参考書を買ってみてはどうでしょうか。

 あと、サークルに入ろうかと思っている人は伊都キャンパス(工学部のあるキャンパス)でじっとしていても何もありません。

 六本松キャンパス(一般教養のとこ)が伊都に移転するまで、部やサークルの勧誘は六本松であるとおもうので、入学後、暇な放課後なんかに六本松に行ってみるといいと思います。新入生と混じってタダ飯が食べれます。


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