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体験記◆ |
'06年度編入学 |
◇受験した学部・学科
工学部電気情報工学科を受験しました。
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◇どのように受験勉強を行ったか
受験を意識しだしたのは高専の3年の後半くらい。クラスでも割と常に成績が上位だったので
就職するよりは進学かなぁ、と。その後、母校にきている求人の内容をみて進学することを正式に決意。
4年の夏、高専大会が終わった頃からぼちぼちと情報収集を始め、受験勉強自体は冬から少しずつ、という感じ。
それまではひたすらテニスをしてました。正直、4年の夏までは学校に部活のために行ってました(笑)
勉強内容は数学がネットで拾った編入試験対策の問題集や過去問を解いて、数学の先生に添削してもらったり、 九大ではお約束の複素関数を一から勉強したり、高専の数学の教科書をみっちりとやったりしてました。 数学の教科書に載ってる各種証明が大体頭に入るくらいにはやってたと思います。 受験前は過去問レベルなら問題を見れば解き方の方向性がすぐに分かるくらいだったかと。 英語は文法をしっかりと身につけなおした後は長文読解を中心にやっていました。 単語は学校の進学用授業で課せられた課題分を覚えていたくらい。 まぁ、その暗記量が結構多かったりはしたんですけども。 物理・化学は電情は課せられないのでやっていません。 専門は学校で得られた情報を元にして過去に出た範囲から傾向を絞って勉強していました。 ちなみに選んだ科目は電気回路と電磁気です。計算機工学は受けていません。 高専時代の電気回路の先生が厳しい人だったため、電気回路はほとんど勉強しませんでした。 電磁気は近年の傾向だった電力系を中心に演習書の問題をみっちり集中的に解いてました。 トータルで考えると春休みや夏休みの集中的な勉強が成果を挙げたように思います。 もちろん、常日頃の勉強も軽視できないとは思いますが、 そうそう毎日みっちりと勉強できていたとは思わないです。 逆に休みの間は引きこもって部屋でずっと勉強してました(笑) |
◇試験・面接について
試験は例年通り、夏の暑い盛りに行われました。
試験は英語が例年以上に簡単だった以外は特に傾向を外すこともなかったように思います。
むしろ数学が自分が得意な分野(フーリエ等)がきてくれたので助かったくらい。
出来としては数学8割、英語9割、電気回路10割、電磁気8割という感じ。
面接は非常に和やかな雰囲気の中、編入試験お決まりの質問をされました。
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◇現状について
編入学後は電情B課程に入り、テニスを通じて友人を得ることができ充実した生活を送っています。
今は荒木研究室に在籍し、形式仕様記述等について研究しています。
就職活動も終えて、今は高専会をきちんと発足すべく色々と動いたりもしています。
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◇アドバイス等
まず、受験勉強について。編入の受験勉強は情報が少ないばかりでなく、仲間も少ないので
孤独で非常につらい状態に陥りがちです。上手くオン・オフを切り替えることが大切です。
高専会では情報面ではバックアップしますし、つらくても挫けずに頑張ってください。
しっかり勉強をして実力をつけて望めば大学側は歓迎してくれます。
勉強内容について。数学は理解することが大切です。解き方を覚えているだけだと少しでも捻られたらおしまいです。 確率関係を覚えているだけだった俺は他大学の入試で痛い目を見ました。 英語は『長文読解100の原則』という本がお勧めです。 英語を理解するうえで非常に強い助けになってくれると思います。 |
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